こんにちは。
浜田山三丁目サロンで整体を担当させて頂いております。
早くも8月を迎えまして、天気の良い日が続いております。熱中症にはお気をつけてお過ごし下さいね。
サロンでは最近1ヵ月ほどで頭痛の症状が辛いというお客様が急増しております。
原因としては、現状今だに先の見えない新型コロナウイルスの感染予防としてマスクを着用している事が多いようです。
大きな要因としては、十分な酸素が吸えない事、そして自分の吐いた息をすぐに吸うため二酸化炭素が多く含まれた空気を吸うことになります。二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させるそうです。
マスクは両耳をゴムで固定していますので、徐々にコメカミ(側頭筋)に負担がかかり、その後に顎の筋肉(咬筋)にも負担が及び、最終的には頭蓋骨にくっ付いている胸鎖乳突筋に強い負担がかかります。
長時間のマスク着用はこの胸鎖乳突筋が凝ってきますが、スマホ首同様、強い首コリ頭痛になります。
更にマスクを着用していますと、体温が36.0℃で目の周囲も36.0℃だとしても、マスク内は40.0℃以上に上がりますので息苦しさや脱水症状が起きやすくなります。
また逆に冬にマスクをしていると防寒だけではなく、吸気温も高くなりますので呼吸をすると暖かく感じると思います。
マスクを長時間着用していますと結果的に息苦しく感じるだけではなく、吸気温度が上がることで口腔周囲の血流も良くなり、ひいては頭蓋内血管を拡張させてしまうそうです。
新型コロナウイルス感染対策としてマスク着用はとても大事なことです、しかし長時間のマスクは頭痛持ちの方には発症の強い誘因になってしまいますので、安全な場所、感染の可能性がない場所では1時間に1分でも良いのでマスクを外して下さい。そして深く深呼吸して酸素を取り込みますと体内の二酸化炭素も減っていくそうです。
まだまだ続く感染予防のマスク。「マスク頭痛」などにも注意していきましょうね！
