27 9月 2017

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「自律神経」のお話

by admin on 2017年9月27日 No comments

 

こんにちは。

浜田山三丁目サロンで整体を担当させていただいております。

最近では夏も終わり気温もだいぶ落ち着いてきましたね。そして皆さんがよく聞く言葉で「季節の変わり目で自律神経が乱れる」。その「自律神経」とは何か。

まず神経には「自分の意思で動かすことが可能である体性神経」と「自分の意思ではコントロールが不可能である自律神経」のことです。例えば寝ている間にも心臓はしっかりと働いてくれています、そして呼吸もしていますよね。これもすべて自律神経のおかげなのです。

 

この中でも、自律神経はさらに交感神経と副交感神経の二つに分けられます。つまり、自律神経は二つの異なる神経系によって支配されています。

 

なお、交感神経と副交感神経は「それぞれ反対の働きをする」と考えれば良いです。わかりやすく例えると交感神経がアクセルで副交感神経がブレーキの役割です。

交感神経

 

運動をしている時、私たちは興奮している状態となります。この時、心臓の拍動数は早くなり、汗が分泌されるようになります。

 

このように、体を活発に活動させる時に働く神経が交感神経です。交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれています。

相手と戦う時、体は緊張して心臓の鼓動は早くなり、血圧が上がります。相手をよく見るために瞳孔は散大し、呼吸は激しくなります。同じように、自分を狙う相手から本気で逃げる時も体は興奮した状態となります。

 

副交感神経

 

「副交感神経は交感神経の逆の働きをする」と考えれば良いです。交感神経は運動時などの興奮した時に活発となるのに対して、副交感神経は食事中、睡眠中、入浴など体がゆったりとしてリラックスしている時に強く働きます。

 

マッサージなどで眠くなっている状態も、副交感神経ですね。筋肉がゆるんで血管がひろがるので、栄養・酸素・体温が全身にいきわたり、体の修復がおこなわれます。

副交感神経がはたらく時間が短ければ、体がじゅうぶん回復できずに、疲れがとれない、体が重たい、目覚めが悪い、肩や首がこる、めまい、微熱など、さまざまな不調があらわれてきます。

 

 

簡単に言いますと昼間は交感神経がはたらいて、活動しやすい状態にする。夜間は副交感神経がはたらいて、昼間の活動での疲労やダメージを回復する。

この2本立てで、健康を維持できるしくみとなっています。

 

自律神経の乱れの原因

 

多くの原因がありますが、長時間の通勤、仕事、プレッシャー、人間関係のストレス、パソコン、不規則な食生活、食品添加物、睡眠不足、テレビゲームなどさまざまなストレスです。

また季節の変わり目では急激な温度変化もその原因の一つです。

自律神経の乱れを修復していくには、生活習慣の見直しが必要となります。まずは入浴でリラックスしてしっかりと睡眠をとるなど、リラックスする時間を作っていきましょうね。

 

 

浜田山三丁目サロンで整体やリンパマッサージもとても効果がありますので是非ご相談くださいね!

 

 

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